資金繰りブログ

経営者の自宅を守るか否か

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経営破綻することがヒシヒシ伝わり分かってくると、経営者の方はある程度腹が据わってきます。

 

どうすることも出来ないと腹を据えるのです。

 

しかし、どうしても自宅だけは守りたいという強い思いをお持ちの方が多くおられます。

 

自分は、もうどうなっても仕方ないと諦めながらも、家族には迷惑をかけたくないという
思いがあるからではないでしょうか。

 

奥様や子供には追い出されるような辛い思いをさせたく無い。

 

やはり、自宅というものは資産という価値を超える家族団らんの場所でもあるため、
何とか守りたいと固執することは当然です。

 

連帯保証人になられている経営者は、金融機関から融資を受けるときに自宅を担保として
差し出している方がおられます。

 

一般的な考え方としては、代表者の自宅は債務を弁済するために任売や競売で処分されてしまう
ことになり、守ることは不可能だと思われますが、

 

それを決めつけてしまうには未だ早すぎます。

 

もちろん、必ず守ることができるなど断言は絶対にできないのですが、さまざまな方法があるので
守れる可能性が存在する限りあきらめるのは時期尚早かも知れません。

 

但し、その時々の状況にもよるのですが、自宅に固執するあまり大きな損をしてしまう方が
少なくないことも事実としてあります。

 

これは本末転倒な行為となりますのでお勧めできませんが、目先の価値だけでは判断できないよう
なこともあるので冷静に判断されるべきでしょう。

 

さて、今までは自宅を守るという観点から考察していましたが、自宅さえ守れれば良いとも
限らないことがあります。

 

発想を変えてみれば、自宅として何が何でもその場所に居住しなければならない訳ではなく、
違う場所で新たな住宅に住んでも良いのではないでしょうか。

 

断熱性能が低くて冬が寒く夏が暑い住宅などであれば、快適に住まうことができる家に
住み替えるチャンスかも知れないのです。

 

よって、ものは考えようなので固執する必要も無いように感じます。

 

因みに六本木ヒルズなど、昔よく耳にしたヒルズ族などと言われている人達は
賃貸で居住している人が殆どです。

持ち家で毎月10万円のローンを必死に支払いしている人もいれば、賃貸マンションで
毎月100万円の賃料を困ることなく支払いしている人もいます。

 

考え方の違いでこんなにも異なるのです。

 

私たちは、全面的に経営者の力になります。

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