資金繰り改善で倒産回避する方法
どんなに危機的状況に陥っても、倒産を回避して事業を継続する方法はあります。
それには、まずは現状を認識することです。
〈 現在の状況 〉
①経営は順調だが手元資金を厚くしておきたいとか、事業拡大に向けて資金調達したい、または取り急ぎキャッシュが必要なので資金調達したいという方。
現状対策: Aへ進みください
②先行き売上増や利益を生み出す見込みはあるが、現状は資金繰りが厳しい。毎月の返済を減額することで財務体質を改善することができるなど、企業体力を強化されたい方
現状対策: Bへ進みください
③債務超過となっている方
- 新規融資が受けられない。
- リスケをしても苦しい。
- 税金・社会保険料を滞納している。
- 借入金の返済が困難。
- 取引先への支払いが困難。
- 個人名義でカードローン、ノンバンク、など高金利のところから借りている。
- 破綻状態。
現状対策: Cへ進みください
対策A
赤字であっても多額な借り入れや債務があっても、資金繰りさえ確保できていれば倒産することはありません。
先ずは、収支の流れを明確にして常に資金が不足しないようにしておくことが大事です。
〈 資金調達 〉
〈 財務改善 〉
対策B
経営を改善して本業を黒字にすることが急務です。あらゆる手段を講じても黒字を確保できなければ経営破綻してしまいます。
回復できるか否かが分岐点となります。
〈 リスケ 〉
〈 経営改善 〉
対策C
現状、収支が逆転している状況と思われます。状況によっては既に経営破綻していることも想定されます。
売上さえ上がれば何とかなるという不確な計画「売上至上主義」から脱却して現実的に抜本改革が必要急務です。
時間が経過すればするほど状況は増々悪化して最終的にはどうすることもできない状態に追い込まれてしま可能性が高いです。
どんな状況であれ、生き残るためには諦めずに事業継続に取り組むことが重要です。