ご相談者は、各種小売店や理美容業、不動産業、建設業、製造業、旅館ホテル業、飲食業、工場、等々、さまざまな業種の方が事業を行なわれております。
皆様は、債務を抱えて債権者から執拗な債権回収に頭を悩めていながらも、
何とか事業を継続して行きたいという思いがある方達です。
おのおの諸事情が異なりますが、行き詰った事業でも事業再生することが
目的であれば、事業を継続されていることは珍しくありません。
但し、製造業や温泉施設などは、その必要とされる工場や施設などの不動産を
確保するか、買戻しをするなどが必要となる業種もありますが、
通常の店舗や事務所での事業を行なっている業種であれば、競売などのリスクが
少ないため、事業を継続できる可能性があります。
少し厄介なのは、工場設備を必要とする業種です。
この業種では、大型製造機器などを可動させることができる工場等が必要なため、
その不動産に抵当権が設定されているのであれば、債権者が納得できるような
返済をしなければ営業出来なくなる可能性が高いからです。
そのようなことからすべてではありませんが、事業再生してスムーズなスタートを切れるようにするには、ある程度の資金を確保しておくことが求められます。
それにはそれ相応の準備期間や対策を要しますので、遅くなれば遅くなるほど
後手に廻ることになり損失も大きなものとなりやすいため、
一日も早く取り組みされることが、未来への結果を良くすることには
効果的でしょう。
それから大事なことは、事業再生させるにあたりその事業が黒字化して営業して
行けるのかどうかということを検討する必要があります。
例えばその事業への思い入れが強いだけで、やれどもやれども赤字から
解消出来ないような事業であるならば、
違う展開に軌道修正するかなど、事業そのものを見直さなければ継続は
難しでしょう。
儲けを出せるか否かということが、事業再生への方向性を見極める大事なポイントになるのではないでしょうか。
諦めなければ必ず再生再起することはできます。
私たちは、全面的に経営者の力になります。
【永遠のテーマ】
『ピンチを預かり チャンスにして返す
チャンスを活かすのは 貴方です』
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