資金繰りブログ

頑張ることが良い事とは限らない

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頑張ることは良い事だと、昔どこかで聞いたことがあります。

 

確かに頑張ることは良いことになる場合が多いのですが、すべてがそうだとは言えません。

 

親が子供に頑張れ、 社長が従業員に頑張れ、 など

 

常に頑張れという激励の言葉が良く使われています。

 

それは相手を励ますときに使ったり、行動を促したり、急がせたり、奮起させたりする
ために使われているのではないでしょうか。

 

この励ましは一般的には良いのですが、債務処理や事業再生を行なう時には妨げになる
ことが少なくありません。

 

一番困ることは、破綻しているような経営危機を我武者羅に頑張って乗り越えようと
することです。

 

これは良くするどころか逆にどんどん悪化させていくだけで、場合によっては取り返しの付かない状況にまで追い込んでしまうことになる恐れがあるのです。

 

そして、その頑張りが家族や従業員にまで迷惑を掛けることになり、資産をすべて失うなど
という結果にしてしまうことも少なくありません。

 

兎角、勘違いしてしまい易いのですが、危機的状況になったときに経営者が頑張らなければ
ならないことは、事業を再生させて再起することなのではないでしょうか。

 

これに気が付かない経営者が多くおられるようです。

 

既に破綻している会社は、気合や根性だけでは立ち直ることは非常に難しいでしょう。

 

ですから、頑張る方向を変えていく必要があるのです。

 

経営者の方々は、一人で頭を悩めて人一倍頑張って来られました。

 

休みもろくに取らず、資金繰りに奔走してやり繰りもしてきたのです。

 

しかし、ぎりぎりまで経費を削減し、個人資産まで会社に注ぎ込んできたのですが、
結果として上手く行かなかっただけのことではないですか。

 

取り巻く社会の中で、たまたま躓いてしまっただけのことなのです。

 

躓くことなどは誰にでもあることなのですから、自分をそんなに責める必要はありません。

 

もうこれ以上、今の状態で頑張ることを終わりするという決断も必要なのかも知れません。

 

自信を失いかけておられるかも知れませんが、あきらめずに事業を再生することへ
取り組みされてはいかがでしょうか。

 

あきらめなければ良い結果に結び付く道を見つけることができるかも知れません。

 

事業を行なって行くことで非常に難しいことは、事業を拡大させていくことではなく、
縮小させて行くことや止めることなのです。

 

決断をしないと次の道へ進むことが難しくなりますので、決断する勇樹を振り絞って
可能性を探してみてください。

 

私たちは、全面的に経営者の力になります。

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