資金繰りブログ

何度も相談しながら現状維持の人

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小売りを業として4店舗経営されています。

 

業績が悪化しており、現在は銀行から債権をサービサーに譲渡され、かつ、信用保証協会に代位弁済されている状況です。

 

この店舗はフランチャイズなのですが、既に奥様が別の店舗の社長となって営業しており、
既存の4店舗を閉めても、事業は継続できるような状態にしてあるらしい。

 

このオーナーは非常に勉強熱心な方で、用意周到万全な対策を取られているのですが、
サービサーと信用保証協会へ返済をし続けています。

 

毎月3万円ずつの支払いを数年間行なっており、新たな事業展開を始める決断ができない
でいます。

 

その理由としては、現在住んでいるマンションに抵当権が付いており、新たな事業を展開
をすると、

 

その事業に影響を及ぼされたり、マンションを競売に掛けられてしまったりするかも
知れないという恐怖心から身動きが取れずにいるのです。

 

確かに、債権者側からしてみれば、たくさんの収入が得られるようになったことを知れば
もっと返済額を増やすよう要求してくる可能性は高いです。

 

しかし、だからといって、現状から抜け出す機会を逃してしまのであるならば本末転倒な
行動となってしまう可能性が高いので、

 

未来へ向けて行動をされた方がよいかと思うのです。

 

もちろん、信用保証協会などにはその旨を報告し、しっかり儲かるまでは現状維持での
対応をお願いするなどの準備は必要になるでしょう。

 

また、マンションについては、大した価値は無いので競売で取られたら別のマンションを
買えばいいと言うことまで自ら話をされるのですが、

 

いざ自宅へ帰られると考え方が変わってしまい、また大きな不安に襲われるように
なられているようです。

 

これを何度も繰り返しています。

 

既存の店舗は、赤字で黒字化は非常に難しいこと。

 

サービサーや信用保証協会へは、一生かかっても全額返済できないほど多額の債務が
あること。

 

自宅マンションは手放さなくてはならないことは十分に理解をしているけど、マンションを
取られることを頑なに恐れていること。

 

こういう方は、いろいろな選択肢を探して取り組みすることができないのです。

やはり勉強熱心で用意周到な方であったとしても、決断力と行動力が伴わない良い結果で
終われません。

 

一番心配なのは、タイミングを外してしてどんどん悪化してしまい、再生できなくなって
しまうことです。

 

勇気を持って決断することが大切ですね

 

私たちは、全面的に経営者の力になります。

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『ピンチを預かり チャンスにして返す

         チャンスを活かすのは 貴方です』

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