敵は社内にあり。
こんなことを言うと、何を馬鹿なことを言っているのかと思われる方がいるかも
知れません。
会社の業績が思わしくないので事業を方向転換しようと試みたり、新たな事業展開を
始めようとするときには、どこの会社でも反対する社員がいます。
そんなことをしても上手く行くわけがない。
新入社員を入れても経費ばかりかかるので止めた方がいい。
あれもやれ、これもやれと言われても、自分はこれ以上できない。
などなど挙げていけば限が無いのですが、必ず否定しかしない社員がいるのです。
また、これ以外にも楽をして、さぼることをするヤル気の無い社員や、経費を使って
自分の欲しい物を購入する者、
そして、休日に会社の社用者を乗り回す者から、売上金を誤魔化して着服する者まで
様々です。
特に売上を現金で回収する会社などは気を付けなければなりません。
慣れてくると、適当な領収証を作成して代金を回収し、自分の懐に入れてしまうこと
など普通に良くあることなのです。
例えば、リフォーム会社などでは営業マンが営業をして契約を取ってくるのですが、これを経営者が全面的に信頼をして、契約から工事の手配、材料の手配、集金まで任せていると、
給与も貰いつつ、架空会社の名刺と領収証、印鑑を用意しておいて、契約を取った後に
慣れ親しんだ下請け業者へ工事を依頼する。
そして売上金は自分の懐へ入れてしまうというやり口などはよくあるケースです。
このようなことをしていれば何時かボロが出るのですが、その翌日はドロンして行方不明ということになります。
また経営者の中には、それが発覚しても長年に渡り勤務してくれているので、大ごとに
せず今回は目を瞑ろうという対応をされる方がおります。
今回は何も無かったことにするので二度とこのようなことをするなよ。と言い聞かせ、
事を終わらせる。
しかし、しばらくするとまた同じことをして着服が発覚する。
このような場合の多くは、その悪質な社員でもその会社にとっては重要な働き手であり、居なくなると困るという悩みがあるケースです。
中小零細企業では、なかなか優秀な人材が集まらないという悩みがあります。
そこへきて、長年勤め慣れているベテラン社員がいなくなることは大打撃にもなります。
またその社員が他の社員に対して大きな影響力を持つ者であれば尚更です。
しかし、悔しいことにその悪質な社員は、自分が会社を辞めたら困るだろうと高をくくっているのです。
仕事の敵は様々ですが、外にあるばかりではなく一番の敵は社内にあることが多々あるのです。
経営が悪化している原因は、実は内部要因が一番ということであるならば、1日も早く
不正の芽を摘み取って、
社内の敵となる社員の整理をする必要があるのではないでしょうか。
不正をする従業員の多くは、経営者が確信して思っているほど義理人情を感じていない
ものです。
見極めが大切ですね。
私たちは、全面的に経営者の力になります。
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