資金繰りブログ

体が動かない人

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経営者の方々は、コンサルを受けられるときにいろいろな質問をされるのですが、
同じことを何度も聞かれる方がいます。

 

そしてアドバイスに対しては、『はい』分かりましたと言って帰られるのですが、その後どうされましたかと伺うと、未だ何もしていませんと言われる方がおられます。

 

現状を把握し、今後の展開やさまざまな可能性については具体的に説明をいたしました。

 

何故、行動されないのですかと? と聞くと、

 

もう少し良いようになるのではないかと思ったので、様子を見てからにしようと
思いましてとのこと。

 

折角、良いタイミングでアドバイスをしたにも拘わらず、経営改善が後手に廻ってでき
なくなってしまうこともあります。

 

このようなタイプの方は、相手に質問をしても自分の期待する回答が戻って来ないと
心底納得が行かないのかの知れません。

 

よって、期待する回答が出てくるまで何度でも同じ質問を繰り返されるのです。

 

また、アドバイスされたことに対しても素直に受け入れられず、自分の期待するような
回答を得るまで行動が出来ないのです。

 

そして、アドバイスに対しても自分の望みがすべて叶えられない場合には、常に上手く
行かない理由を並べていき、

 

否定的な発言になるか、または判らないという言葉を繰り返しされるので、それ以上の
ことは言えませんでした。

 

恐らく話の趣旨や内容については理解をされていることと思うのですが、そうしても自分の思うことで望みが叶わないときに、アドバイスを受け入れられることができず体が動かないのでは無いかと感じとれました。

 

気持ちは良く理解できるのですが、すべて自分の理想通りには行かないこともあるので、受け入れることも必要です。

 

このようにならない為には、早いうちから行動をしていれば良い結果に結び付く可能性もあるのですが、

 

納得できないと動けないタイプの方は、後手に廻ってしまうことが少なくありません。

 

物事には、聞いた、聞いていないなどの違いがありますが、ご相談者の聞いたということは耳にしたということでは無く、耳にして納得できたということが、イコール、聞いたということになるのだと思います。

 

少しでも理想な経営改善を行なうには、対策が早ければ早いほど理想に近い形で再生再起ができる可能性が高まりますので、決断力も大事なことなのかも知れません。

 

私たちは、全面的に経営者の力になります。

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