資金繰りブログ

倒産で味方になる人・手の平を返す人

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会社が順風満帆に活動しているときは大勢の人が寄ってきて、経営者に対しては平身低頭な対応をしてきます。

 

しかし、その会社が倒産という局面を迎えるとどうなるでしょうか。

 

よく、手の平を返すという言葉を耳にしますが、今まで経営者が依頼したことに対して、『はい』『はい』と従っていた者が、ガラリと言葉や態度が大きく変わります。

 

それは、今まで従順していた従業員までもが同様になることが少なくありません。

 

ぶっきらぼうな言葉と、横柄な態度に変わるのです。

 

銀行の担当者も同じです。

 

今まで敬語を使っていた若い担当者までもが、対等という立場を超えて上から目線の
言葉と態度に豹変します。

 

そのように、銀行の担当者や取引先など、今まで好意的であった態度が一変されて手厳しい態度になるのです。

 

その激変を経営者は目の当たりにすることになると信じられないという思いに駆られる
のではないでしょうか。

 

経営者を取り巻く環境によっては、銀行や取引先だけでなく、あらゆる関係者や場合に
よっては夫婦間、親子間、親戚にまでおかしくなるケースも珍しくありません。

 

即ち、利害関係にある人達や企業は、その倒産によって損害を被る可能性があるため、
損失を回避するための行動を取るようになるのです。

 

よって、長年に渡り面倒を見てもらったなどと悠長なことを言っている場合では無くなっているということなので、義理人情などは掻き捨てて損をしないよう必死に回収へ走るのです。

 

金融機関などは、一気に回収を進めようとしますので容赦はありません。

 

倒産間近の企業では、会社の財務内容を把握している経理担当者が早々に退職をして
行きます。

 

それは、売上の減少や赤字の額、資金繰りが厳しい等々、毎月の収支を見ているから
よく分かるからです。

 

こういう会社は遅かれ早かれ会社を閉めることになる場合が多いようです。

 

厄介なのは、倒産するという風評が社内から出て取引先等へ洩れてしまうこと。

 

必ずこういう時に裏切る口の軽い従業員がいるものです。

 

これが、ますます手の平を返す者を増幅させる行為となる場合があります。

 

身内で良くあることは、連帯保証人にさせられている奥さんから三行半を突き付けられて離婚というケース。

 

それと、子供を連帯保証人にしていたことによる親子関係の破綻。

 

やはり、一番堪えるのは親族から裏切られることです。

 

こうなってしまうと自暴自棄になったりして、どん底まで落ちてしまうこともあります。

 

経営者は本当に辛い立場です。

 

人は変わるものです。

 

ですから、こいつだけは信じていたのに・・・・とぼやいても、後の祭りになってしまいますので、

 

そうならないためにも信頼できるパートナーを見つけて、しっかり対策を取っていかれた方が良いかも知れません。

 

明日は、我が身という言葉があります。

 

私たちは、全面的に経営者の力になります。

【永遠のテーマ】

『ピンチを預かり チャンスにして返す

         チャンスを活かすのは 貴方です』

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