資金繰りブログ

債権譲渡後のサービサーとの交渉

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プロパー融資で借りていた場合、銀行では債権を回収するために差押や競売を打ってくることがあります。

 

しかし、会社や連帯保証人に資産がなければ回収ができないので、その場合には債権回収会社のサービサーへ債権譲渡をすることが一般的な流れです。

 

このような不良債権化したものを纏めて一括売却をするのです。

さて、銀行でも回収できなかった債権を購入したサービサーは、一体どのような手段で
債権を回収するのでしょうか。

 

サービサーの社員は、債権回収のプロ集団です。

 

さまざまなノウハウを持っています。

 

サービサーは銀行から債権を譲り受けていますので、ある程度の会社と連帯保証人である経営者の情報は持っており、その情報を基にして様々な手を打ってきます。

 

真っ先に狙われるのが自宅などの不動産ですが、一般的には金融機関が始めに競売等を行っているでしょうからサービサーには関係ないかも知れません。

 

また、資産も何も無いという無資力状態であればサービサーは手も足もでませんので、
回収の仕方は債務者に対して聞く耳を持った対応になるでしょう。

 

そこで、債権が譲渡された後どうすれば良いかということですが、何もなければ無い袖は振れないということで、弁済資力がまったくないと伝えることが対応の一つでしょう。

 

しかし、資産を何処か保有していたり会社の営業を継続しているのであれば、売掛金の
差押など厳しい対応をしてくることは必至なので、
十分留意しなければなりません。

 

特に気をつけなければならないことは、担当者はが様々な情報を得るためにあれこれと
現状について聞いてきます。

 

また、将来的な弁済の可能性などを伝えれば、サービサーにとっては願ったり叶ったりという情報になりますので、

 

債権回収のプロであるサービサーとは、基本的に交渉しない方が無難かも知れません。

 

逆にサービサーの立場に立って考えるとすれば、債権譲受後できるだけ早く費用を掛けずに全額回収できればベストなはずです。

 

しかし、銀行でも回収を断念した債権なので、サービサーも簡単には回収できないことは既に百も承知なのです。

そのようなことから、自発的に支払いをしてもらうことを望んでいると言えます。

 

後はサービサーから和解の話が出てくるでしょう。

 

その時に初めて交渉すれば良いのです。

 

慌てず、あせらず、じっくりと。

 

但し、とは言ってもサービサーは債権回収のプロですから舐めてかかると痛い目に
あわせられますのでご留意ください。

私たちは、全面的に経営者の力になります。

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