資金繰りブログ

お金の使い道を考える

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お金の使い道を考える

「愛があればお金などいらない」などというカッコいい言葉がありますが、世の中、綺麗ごとを抜きにすれば少なからずお金は必要です。

会社を経営するにしても資金がなければ継続することはできないですし、そもそも営利を目的として事業を行っているのですから、お金を生み出すことが出来なければ社会的に存在する意義がないということになります。

経営が危機的状況に陥ってしまったときには、経営改善させたり、会社再生や事業再生に取り組みすることになろうかと思いますが、それには「お金」が必要となります。

また、会社を綺麗に清算して畳むには、有利子負債等の債務をすべて一括返済しなければならいため、まとまったお金が必要となります。

それから再生再起を諦めて、会社と経営者個人を破産させるということであるならば、裁判所に納める費用と弁護士費用が掛かることから、やはり「お金」が必要となります。

そして、一番大事なことは、自分と家族が生きて行くための生活費が必要です。

こう考えると、どういう形にせよ、どういう方向へ進まれるにしても、それなりの「お金」が必ず必要となるのです。

ところが、中小零細企業の経営者は真面目な人が多いため、何が何でも借りたお金は必ず返さなければならないと、不足する資金を次から次へと借りて、借金を返すために更なる借金をすることを繰り返されます。

もちろん、借りたお金は返すことが当然であり、仕入代金は支払いすることも当然、外注費用の支払いもしなければならないことは当たり前のことなのですが、結果を深く考えず、「むやみやたらに」資金を使い果たしてしまえば、立て直すこともできなくなり、多くの関係各者に多大な迷惑を掛けることになります。

ですから、迷惑を掛けない、または迷惑を最小限に抑えるためには、手持ち資金が尽きるギリギリになるまで、「なるがまま」成り行きに任せないということが大事。

目先の生活費すら無いというほど悲惨なものはありません。最悪の場合、その挫折があまりにも衝撃的過ぎるために、自身の人生が二度と正常な状態に戻せるかどうかも確かではなくなる可能性が高くなることは否めません。

それを回避するためには、「決意」と「努力」と「工夫」と「知恵」を揃えて取り組みされることが必要不可欠と言えます。

どんなに苦しい現実に直面しても、絶対に諦めないという強い信念があれば乗り越えることも可能なのではないでしょうか。


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