資金繰りブログ

八方塞・非常手段

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八方塞・非常手段

税金の滞納と社会保険料の滞納があります。

従業員の給与を支払いする資金も不足してしまいそうです。

下請業者への支払いもしなければならないのですが、手元にはほんの僅かな資金しか残っていない状況です。

家に帰れば大切な奥さんや子供たちが笑顔で出迎えてくれるのですが、とても笑顔を返せる心境にはなれず夜も眠れない日々を過ごしているのです。

今日に明日にでも倒産してしまうような状況に追い込まれながらも、従業員たちから諦めないで頑張りましょうと励まされているので、何とか今日まで仕事を続けてきました。

月末の支払いする資金が無いどころか、来月に入金されるはずの売り上げも手元に残る可能性は非常に低くなってしまっています。

それは、税金の滞納と社会保険料の滞納があることから、取引先の売掛金を差し押さえられてしまっているからです。

毎月、毎月、必死で仕事をしても、多くの売上は税金と社会保険料の滞納分として取られてしまうため、金融機関への返済どころか従業員の給与支払いまで遅配するようになっているのです。

このような状態となった原因として考えられることは、税金と社会保険料を滞納せざるを得なくなってしまった時に、その対応を疎かにしてしまったことと、納税が困難な状況に陥ってしまうような状態となった時に経営改善や会社再生、事業再生などの取り組みをしなかったことだと思います。

とかく、どうにもこうにもならないような状況に陥るタイプの経営者は、相談する人もいないことからそのまま何もせずに放置して普段通りの仕事を続けられる方です。

心の中では何とかしなければと思いつつも、名案や対策方法も思いつくこともなく漠然としながら日々を過ごされるのです。

借りたお金は返さなけらばなりません。 税金や社会保険料も払わなければなりません。

これは人としても、社会的責任としても当然のことなのです。

しかし、それは返済や支払いができる状況であるということが前提であり、返済や納税をするだけの資力がない状態で無理をすれば破綻してしまうことになります。

最悪の場合、会社は破綻した後倒産して破産となり、経営者も破産したり家庭崩壊したり、酷いケースでは一家離散や夜逃げ、自殺などという悲劇が生まれてしまいます。

このような八方塞となってしまう時には、やはり返済や納税を待ってもらうしかありません。

税務署や年金事務者に出向いて、平身低頭な姿勢で分納させてもらい、売掛金の差し押さえを解除してもらうことが必要です。

それができれば取引先や従業員の給与も支払いできるようになるので、この時間的猶予があるうちに経営改善に取り組みされるべきなのではないでしょうか。

従業員の給与を支払うにしても、納税するにしても、支払いできるだけの原資を稼がなければなりませんので、先ずは稼ぐことができる環境を維持することが必要不可欠だと言えます。

今直ぐできないのであるならば、出来るようにするためにはどうしたら良いのかを考えて、出来る環境に軌道修正することが大事なのではないでしょうか。

 


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