資金繰りブログ

借金があっても何とかなる

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借金があっても何とかなる

会社にとって資金とは人間でいう血液のようなものです。

経営危機に陥っている企業は、出血が多すぎて血液がどんどん出て行き輸血しなければ死に至ってしまうことになります。

企業の輸血とは、金融機関等から資金を借り入れすることになるのですが、既に輸血ができなくなっている企業も少なくないので、そのような時には輸血ではなく止血をする必要が不可欠です。

中小零細企業の多くは、どんどん出血してしまうことから必死で輸血を繰り返しているのですが、そもそも出血する量が多いため、輸血しても輸血してもいつまで経っても体力が回復しないでいるのです。

経営者の多くが勘違いされていることは、必死で輸血だけをすることでだけに全力で取り組みされるのですが、止血をするということを理解して行動されないことです。

企業の止血とは、出血にあたる借金の返済や債務の支払いを一時的に止めるということなのですが、借金の返済を止めたら倒産するとか、もう二度と借りられなくなるという恐怖心から、何がなんでも借金の返済をしなければと至るところから借りまくるようなことで問題を回避しようと試みてしまうようです。

冷静に考察してみれば分かることなのですが、資金を借りれば借りるほど金利が増えて行くこととなり、体力がない企業は体力を回復させるどころか益々体力が無くなっていくことは当然のことであり説明するまでもありません。

逆に考えてみれば、体力があれば借金返済や債務の支払いなどは何とでもなることになるので、経営者が行わなければならないことは体力を回復させることを最優先として取り組みをするべきなのです。

そして何が何でも絶対に本業を黒字化させるということ。これは非常に重要なことなのです。

例え債務超過であったとしても、本業が黒字化して営業利益が出ているとするならば、時と場合によっては金融機関が新たな融資をしてくれる可能性もありますし、債権をカットする土俵を作ってくれる可能性もなくはありません。

また、仮に債権者から厳しい債権回収を受けたとしても、本業で営業利益を出すことができるのであるならば、会社を再生したり事業を再生させることは難しいことではないので、事業を継続させる可能性は大変高いものになります。

中小零細企業の経営者は、非常に生真面目な人が多くおられるので、目先の借金返済ばかりに気を取られてしまうことが多いのですが、返済困難な残債があるということだけで会社が潰れることはありません。

先ずは視点を広げて大局を見る。そして進むべき道を明確にすることができれば、後はその目的を目指して進むだけなのです。

多額の借金があったとしても慌てふためかず、輸血だけでなく止血することも大事。

借金を返済するために、更なる借金を繰り返すことは禁じ手です。

兎にも角にも返済ありきの考え方を軌道修正して、どんどん債務を増やさないことが大事なことと言えます。

借金があっても何とかなるのです。


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