資金繰りブログ

事前の備え・経営編

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事前の備え・経営編

大型で非常に強い勢力の台風19号(ハギビス)が近づいています。

台風の暴風域が広いため、12日(土)の午前中から太平洋側の一部が暴風域に入り、接近前から暴風が吹き荒れます。12日(土)夜には東海や関東にかなり近づき、上陸のおそれがあります。

木の枝などの飛来物により窓ガラスが割れたり、建物の一部損壊、大規模な停電などが発生する危険があります。飛ばされやすいものは屋内へしまうことはもちろん、窓ガラスにテープを張るなどの補強、懐中電灯や備蓄バッテリーの準備など、停電への備え・対策も行ってくださいとのこと。

関東西部や紀伊半島の山沿いは大雨となるおそれがあり、河川増水や氾濫、道路冠水などに警戒が必要ですと情報が伝えられています。

最近では、鉄道などでは計画運休が行われているし、航空では全便欠航となるのは必然的でしょう。

また、経済においては米国と中国で貿易戦争が起こっているし、、EU、日本、等々、世界の経済主要国が貿易摩擦で駆け引きを繰り返しています。

更に、南太平洋を舞台に米国と中国の主導権争いが激しさを増しており、外交攻勢が繰り広げられていることもご承知のとおりです。

新聞紙上においては、ショッピングセンターやネット通販との競合が激しくなり、収益力が低下していることからという理由で、セブン&アイが3000人を削減すると発表されていました。

そし、セブンイレブンでは、全国2万店あるうち7千店が低収益店であり、そのうち1000店を閉鎖することが決まったということ。

この大きな理由の一つとしては、人で不足の深刻化で人件費が高騰し、収益性を圧迫するようになったことが原因の一つだと言えます。

このように、今や、事前に新聞やテレビ、ネット上で様々な情報を得ることができます。

ですから、身の危険を感じたり、何らかの危機が訪れる可能性がある場合には事前に対策を施すことができるのです。

昨日などでは、前回の台風でもたらした千葉の大停電が報道されたことにより、首都圏では停電に備えてあちこちのガソリンスタンドが給油の列を連ねていました。

こうして自分の身の回りに起こる可能性があることを事前に予想し、防衛対策を取る行動をされるのですが、中小零細企業の経営危機については残念ながら経営者は「予感」はしながらも事前に「予想」して対策を取る方は非常に少ないのです。

もちろん、経営が危機ですなどと誰も知らせてはくれるはずはありませんが、財務内容や経営状況、外部環境などのことは経営者本人が一番よく分かっていることなので、第三者から指摘を受けずとも十分承知されているのです。

しかし、台風などであれば強風が吹くとか停電になるかも、鉄道が運休になるかもなどと、被害がでる可能性があるものを予測することができますが、経営破綻してしまうかも知れない状況においては、いつ何が起こるのかは自分自身では「予測」することができないので、そのうち、そのうちと、見て見ない振りをして放置されていることが少なくありません。

そして、資金繰りが行き詰まったところで、いくつもの困難な嵐に見舞われることになってしまいます。

やはり大事なことは、経営破綻が極めて確実性が高いとするならば、今直ぐ、躊躇することなくできる限りの対策を取る必要がありますし、先行き可能性があるということであるならば、少なくとも「予測」をして、何をする必要があるか知ることが必須でしょう。

雨にも嵐にも負けない経営基盤をつくり、微動だにしな対策をとっておけば、勝ち残ることはできるのではないでしょうか。


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