あの時こうしておけば・・・・・
人にはよくあることですが、あの時は、ああしておけば良かった。この時は、こうしておけば良かったなど後から後悔することがあります。
それが、「まぁー仕方ないか」と簡単に諦められる内容であれば問題無いのですが、いざ、会社の存続までが危ぶまれるような経営判断ミスということになると話は別です。
しかし、それを今悔やんでも元に戻せることは出来ないですし、借金債務問題においては借り入れををしなかったことには出来ないので、それはそれとして素直に受け止めるしかありません。
ですが、そう思いながらもあの資金繰りが苦しかった時に会社の再生をしていれば・・・・・
今頃、健全経営を行うことができる企業で居られたのになど、自分を責めざるを得ない心境にかられるかも知れません。
でも、それはそれの教訓として、二度と同じ鉄を踏まないようにすればいいじゃありませんか。
これから良くなって行けば良いのですから。
ですが、今、経営危機に陥られているとするならば、今後、進むべき方向を間違えてしまうと、もう後戻りややり直しが出来なくなってしまうほど大事な分岐点にいますので、決断されるときには十分留意する必要があります。
進むべき道は、破産以外にもさまざまな選択肢があります。
今は、何が最善の選択か分からなかったとしても、会社の発展を目指して経営を行なっていくことが大事なことなのです。
刻一刻と変化する現実に応じて、知恵を湧かせていくことが大切です。
時として、思わぬ方向に転がってしまうこともあるでしょう。
しかし、後で失敗したと後悔するよりも、可能性に光を当てられるよう行動を起こすべきではないでしょうか。
あの時、こうしておけば良かったと思っても遅いので・・・・・