資金繰りブログ

見栄や体裁を優先

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見栄や体裁を優先

原発マネーと言われている関西電力の不正には驚きましたが、やっぱりブラックなお金が動いていたんだと思いました。

原発の立地対策にと、電力会社が地元に流した資金が、当の電力会社のトップのもとへ還流されていたという。

本はといえば電気料金なので、電気の使用料金を電力会社の役員がポケットマネーとして貰っていたことになります。

大企業であれ、中小零細企業であれ、どんな企業にも経営者や従業員がいます。

日産なども経営者の汚職問題で世間を騒がせていますが、いくら大手企業といえども不正が行われて世間に認めてもらえなくなれば、社会から退場を余儀なくされることもあります。

特に中小零細企業においては、大手企業と違い、極僅かな従業員が働いているので、経営者を始め社内の仕事に対する意識は共通して認識し、信頼の輪として維持する必要があります。

経営危機に陥られている企業では、単に資金繰りが苦しいということだけの理由で経営改善の取り組みを始めたとしても、経営者本人やそこで働く従業員の意識改革ができていなければ、結果を成し遂げることなどできないでしょうし、

 

債務が軽くなったり資金繰りが改善されても、何れどこかでつぶれてしまうことは予想するまでもありません。

特に中小零細企業においては、従業員の数が少ないため、何か問題があればあっという間に従業員に知れ渡ることになります。

この会社は危ないんじゃないかなどと社内で噂が出るようになっても、経営者が打開に取り組むこともせず、逆境に立ち向かうどころか本業そっちのけで借金に奔走していたり、自分の見栄や体裁が大事で、格好ばかり気にして何もやらない経営者も少なくありません。

「そんなことは、みっともなくて絶対にできない」 「世間や取引先、仕入先から何て言われるかわからない」 「金融機関からの信用がなくなるから」 「倒産したと風評が出たら大変だ」等々、要するに、自分自身の見栄と体裁が一番大事なので、会社や家族や従業員を守るなどということは、二の次三の次ということなのでしょう。

そして、あらゆるものに対して執着し、何一つ手放すことはできないのです。

自宅を手放したくない・・・・・  資産を失いたくない・・・・・  信用を失いたくない・・・・・  
倒産したなどと言われたくない・・・・・  今の現状を変えたくない・・・・・ 等々、すべてに於いて妥協することができず、100点満点を100パーセントできなければ納得できないことが珍しくありません。

このように、見栄や体裁、格好を一番重要視されるタイプの方は、余程、切羽詰まらなければ行動を起こすことができないタイプの人です。

結果として、業績を改善させることはできず、終わを迎えられる経営者はこのようなタイプの方です。

やはり、中小零細企業の経営者は、自身の姿で進むべき道を示し続けることが大事なことだと言えます。

自身の「ためらう心」を打ち破り、邪魔となる執着から手を放して会社の再生に取り組みされるべきなのではないでしょうか。


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