恐らく、ある程度の年齢になっている大人の方は、若い頃から幾度となく親からの
言いつけで、
絶対に連帯保証人にはなるな、絶対に判子を押してはいけないと言われてきたのでは
ないでしょうか。
しかし、実社会に出るとお世話になった恩人や古くからの友人などから連帯保証人を
頼まれる機会があったりすることは少なくありません。
子供の頃から親に口説く言われてきた連帯保証人なのですが、その時々の立場や人間関係などの柵により、どうしても断り切れない事情がある方もおられるでしょう。
そのように仕方なく引き受けた連帯保証人ですが、債務者が順調に返済しているときは
問題ありません。
しかし、いざ返済が滞ったり債務不履行で返済不能な状態に陥ると、その矛先は連帯保証人のところへ向かいます。
以前、とあるコーチングコンサルタントから聞いた話では、
自分が借金をするために兄所有の土地を担保に入れて資金調達をしていた方がいた
とのこと。
事業がまったく採算取れず、金融機機関からの融資以外にも、カードローンや消費者金融などから複数の借金をしている。
そこまでしたけれど、もうどうにもならないところまで来ている状況。
それ以外には、消費者金融などの借金返済が滞っているうえで、小額の分割返済をする
旨の条件変更確約書に兄が連帯保証人として署名捺印をしているとのこと。
その話を聞いて、お兄さんも本当に人が良い方なのだと思いましたが、
逆にそれが仇となり、最終的には自らのところへ債務弁済の請求がくることになるのは、その先を聞かなくても想像ができることです。
経営破綻になるのも秒読み状態であるため、お兄さんの土地を守るには担保提供している債務の弁済をしなければなりませんが、
もし、弁済する余力ななければ競売で失うことになるでしょう。
また、それ以外にも消費者金融などの連帯保証人として弟の代わりに返済を余儀なく
されるはめになるでしょう。
結果として、経営者本人は会社が破綻して自宅不動産を取られた挙句、兄の土地も取られて借金の返済は続いて行くという
それこそ 借金地獄に嵌ることになります。
このような、安易に連帯保証人やその担保として不動産を入担したり、簡単に分割返済の連帯保証人になってしまえば
その呪縛から逃れられなくなってしまうことがありますので、十分気を付けた対応を
しなければなりませんね。
連帯保証人を守れるかどうかは、それを依頼した貴方の行動しだいになるので、
絶対に迷惑を掛けないようにしなければなりません。
私たちは、全面的に経営者の力になります。
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