経営者の連帯保証
連帯保証人という言葉は、いつ聞いても嫌な気分になる言葉です。
日本人特有の古くからある制度なのですが、いつになっても無くなりません。
これは諸外国の文化と違い、貸した側を徹底して守るという考え方があるからかも知れません。
優劣で言えば、貸した方が上で借りた方が下という風習があるためなのか、何故か現代においても金融機関の担当者が勘違いした言動をしてくることがあります。
しかし、現代においてその考え方はまったく違います。
それは貸した側と借りた側の関係は、フィフティー・フィフティーだということ。
どっちが上でもなく、下でもないということです。
これを錯覚している金融マンは少なくありません。
企業の業績が良ければ 借りてください、借りてくださいと頭を下げて資金調達を懇願する。
逆に、企業の業績が悪化すれば手の平を返したように横柄な態度をとる。
こんなことをしていること事態が中小零細企業を支援しているので思えないので、雨が降ったら傘を貸さないとか取り上げるという方針が変われば良いと願うばかりです。
話は連帯保証に戻しますが、第三者の連帯保証人は別としても中小零細企業が融資を受けるときには必ず経営者が連帯保証人になることと思います。
この連帯保証についてですが、多くの方は借金問題で解決方法を模索していると、どうすることも出来ないと思われるようです。
しかし、それは貴方が経験と知識、知恵を持ち合わせていないからそう思われるのであって、そのそれぞれを持っているものからすれば、そうでもなく思えるのこともあるのです。
勿論、ご相談者の事情にも因りますが、大概は考え過ぎということであったり解決できる事案であることも多くあります。
先ずは、あまり深刻に悩み過ぎないことが大事です。
そんなことで、体調を崩すようなことになっては元も子もないことになってしまいます。
健康第一ですね。