日々、電話での相談や面談での相談をお受けしているのですが、その時には、必ず借金返済ばかりを優先しないでとお伝えしています。
しかし、そのようにアドバイスをしても理解を示された風の返事があるものの、実際は右耳から入り左耳へ抜け出てしまう方がおられます。
その理由は、自分自身の中で金融機関へ借金を返さなければならないという、不動の固定観念があるからです。
しかし現状は資金が枯渇しており、金融機関への借金返済どころか取引先への支払いも困難であり、かつ、税金や社会保険料の滞納までしている状況にある。
勿論、自分の役員報酬なるものは名ばかりで殆ど得ていない。
それでも凝り固まった考え方が邪魔をして借金返済をすることが使命のようになっているのです。
こういう方は、兎に角、金融機関への借金返済が第一優先と考えています。
自分をはじめ、家族まで悲惨な目に遭わせてもです。
これって考え方が可笑しいと思われませんか?
だってカッコ付け無しに考えてみれば、
そもそも自分の為、家族の為に事業を行なっているのですから、その両者が犠牲になってまで金融機関の為に仕事をやり続けるのは違うと思うのです。
やはり、何だかんだと言っても自分と家族が一番大事なはずですし、一番大切にしなければなりません。
それには普通に生活して行けるだけの収入が必要なのです。
ですから生活するお金にまで窮する状態において、兎にも角にも金融機関に返済をするという考え方は間違っているのではないでしょうか。
そこに気が付いてください。
先ず自分の生活を安定させること。
それが出来ることで事業にも取り組みできるのです。
そしてしっかり儲けてから借金を返済しても遅くはないのです。
物事には優先順位があります。
もっと突っ込んだことを言えば、金融機関への借金返済よりも税金や社会保険料の支払いの方が優先順位は上のはずです。
しかし、不思議と多くの経営者は税金と社会保険料の支払いを後回しにしてでも金融機関への返済を優先されるのです。
卵が先か鶏が先かなどと言う言葉もありますが、借金返済を優先することにより、
返済途中で貴方が破綻してしまえば返済どころの話では無くなってしまい、本末転倒な結果を招くことに成り兼ねませんので十分ご留意ください。
先ずは貴方の生活が一番です。
私たちは、全面的に経営者の力になります。
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