ああ、月末の支払いする資金が足らないのでどうしようか。
一生懸命、何度も電卓を叩いて計算をしてみても、かなりの金額が不足するので借入してやり繰りするしかない。
そこで何時ものとおりメインバンクの担当者へ依頼をすると、
『社長、借入が多すぎるのでもうこれ以上融資は難しいです』
と言われ断られてしまう。
仕方なく、これはまずいと思いながらもサブの金融機関へ融資の依頼をすると、
『当行では、既に枠がいっぱいなので追加融資は出来ません』
と断られてしまう。
そして『メインバンクの●●銀行さんへ相談されてみてはいかがですか』
とも言われた。
メインバンクで貸してくれないから、ここに来てるんだよ。と思いながらも仕方ないと諦めざるを得ないのです。
随分、借入が多いので追加融資は難しいとは思っていたけれど、取引金融機関のすべてから断られるとは思ってもいなかった。
困ったなぁ~ どうしようか・・・・・
経営困難な状態になってきた経営者の殆どの方が経験する過程です。
そして次に進むステップとしては、その不足分を補うために銀行のカードローンで資金を調達します。
そしてカード会社からのキャッシングと、借りられる充てのあるところから次から次へと借金をして行くようになります。
それでも翌月にはまた資金が不足するので、金融機関へ頭を下げてリスケをして貰うようになるのです。
しかし残念なことに業績は上がらず、リスケの金利を支払うことさえも困難な状況になって行きます。
このような危機的状況にまでなっているにも係わらず、多くの経営者の方は自分の身銭を切り役員報酬も取らず家族を犠牲にしてでも
元金が一切減らないリスケの金利支払いを頑張り続けます。
更に、税金の滞納や社会保険料の滞納、市県民税の滞納など、あらゆる支払いを滞納して行くようになっていくのです。
この時点になってくると、この先どうなってしまうのだろうという大きな不安に駆られることになり夜も眠れなくなってきます。
そして顧問税理士や弁護士に相談をしてみると、自己破産しか方法が無いと言われ愕然とするのです。
後は悶々とした憂鬱な日々を過ごすことになり、まったく先が見えない暗闇の中に突き進んで行き、
破綻するXデーへ、一日、一日と未知の世界への恐怖に脅えながら仕事をやり続ける。
そして前に進むも地獄、止まるも地獄、という八方塞の状態に陥ることになってしまいます。
中小零細企業の経営者が陥りやすいことは、
借り入れが増えてまずいと思いながらも目先の支払いと借金返済をしなければならないという思いで、必死に金融機関へ借金の返済を続けること。
ましてやメインバンクを始め、すべての金融機関から融資を断られているにも係わらず、
金融機関へ借金の返済をしなければ、今後融資をして貰えなくなると最優先で返済をすることです。
本当は、既に金融機関は貴方の会社とは手を切りたいという考えで見放しているにも係わらず、
未だその金融機関から借りられると信じているという、誤った考え方と大きな勘違いに気が付かなければなりません。
一刻も早く、自分勝手に思い込んでいる勘違いに早く気が付いてください。
金融機関から見放され、毎月の収支が逆転している不足額を借金で補う状態は、既に会社は終わっているということです。
それを見て見ぬ振りをして、かつ、それを認めず突き進んで行けば、家族や社員まで巻き込んで大変な迷惑を掛けることになります。
そのようなことにならないよう、金融機関から融資を断られた時点で軌道修正し事業再生を果たしましょう。
本当は、雁字搦めになってしまった借金から逃れたい筈です。
そして事業も継続して行きたい筈です。
その願いや希望を叶えるには事業再生をすれば良いだけのことなので、それが可能になるようなチャンスがあるということを知ってください。
自己破産などせずに再生再起することができるかどうかは貴方次第です。
絶対に諦めないでください。
私たちは、全面的に経営者の力になります。
【永遠のテーマ】
『ピンチを預かり チャンスにして返す
チャンスを活かすのは 貴方です』
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