今日は多くの経営者の方が失敗されないよう、
少し手厳しい内容の事例を下に、上手く行かない方のお話をしてみます。
世の中には、いろいろなタイプの経営者がおります。
ご相談にお越しへなられた方の中には、たまに、
【あーでも無い ・ こーでも無い】とばかり言われる方がおられます。
何を言っても あーだ こーだ ・・・・・・・・・
では、どのようにされたいのですかと聞くと何の答えも持っていない。
こういうタイプの方は、あらゆる事に対して出来ない理由を次から次へと挙げてくるタイプの人
です。
例えば、例を上げてみると
借金債務の負担が軽くなれば、事業を行なっていくことは出来ますか?
A :すると、う~ん・・・・・・
売上が落ちてしまっているし難しいかな~
借金債務が軽くなっても経営が困難であるならば、事業として成り立たないので経営を止め自己破産してサラーマンをやるしか無いですね。
A : すると、う~ん・・・・・・自己破産はしたく無いんですよね。
借金債務の負担が軽くなったとしても経営困難で自己破産もしたくないというのであれば、
事業が成立つよう事業内容を見直したり、売上利益と固定費のバランスを見直して見られたらどうですか。
A : すると、う~ん・・・・・・社員を減らすのも難しいし、急に売上
も上がらないし、給与はそれ程貰ってないし、
取引先へ高く請求出来ないし、社員の給与は下げられないし、
仕入先から単価を下げて貰うのは難しいし、・・・・・・・・
あーだ こーだ・・・・・・・・・・
でも、自己破産をしてサラリーマンなんて、もう年だから就職なん
て無理だし、
自宅は取られたくないし、家族にも迷惑を掛けたくないし、
近所の人達に知れたら見っとも無いし、社員にも何て言われるか、
あーだ こーだ ・・・・・・・・・・・・・
こんな感じで何を言っても全否定して、出来ない理由を次から次へと並べるタイプの方です。
こういう性格の方は、自分自身が100パーセント良しと思える状態にならなければスタートに
踏み切れないタイプの方です。
よって、何をどうアドバイスをしても、結果として全否定となって何一つ決断には至りません。
そして、いつまでもズルズル先延ばしにして行くことになる。
そうしているうちに、借金返済は待ってはくれないので、どんどん窮地に落ち込んでいくように
なって行くのです。
それでもいざとなれば必ず助けるのですが、事業再生を果たせるかどうかは経営者本人が、
全身全霊、全力投球で
事業に取組むことができるかどうかに因りますので、コンサルだけでは結果を出すことが出来ません。
いかがですか。
確かに、もう二度と失敗はしたく無いと思う気持ちから完璧な状態にされたいという思いは痛い
ほど分かります。
ですが、事業再生を行なう前から確実に100点満点の結果となることを求めても無理があるのです。
事業再生を行なったからといって、行き成り、うなぎ上りに業績が上がる保証などありませんし、事前に計画したからと言って結果が伴うとも限りません。
ですが、だからと言って決断できないでいる方は、どんどん悪くなることはあっても良くなることは決して無いので、
それであれば、先ず、四の五の言わず、全力で取組んでみられたらいかがですかということ。
そして、その都度、一番最善と思える方法や手段を講じて行けば良いのです。
あらゆるすべての事業において、先行き100点満点だと分かってやっているものなどありません。
天下の東芝でさえも、確信して行なってきた事業に失敗し、1兆円の損失を出して債務超過となっているのです。
そのようなことから誰しも失敗することはあるのですよ。
だから失敗してもいいではないですか。
次も失敗してしまったら、そのまた次があります。
何度でも成功するまでチャレンジすればいいのです。
その時は、また、私たちが貴方を支援するのですから・・・・・
私たちは、全面的に経営者の力になります。
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