経営者は、自分が経営する会社の状況が手に取るように分かります。
それは決算書の内容がどうのこうのということでは無く、この先どのようになっていくのかと
いうこと。
これは長年経営を行なってきているので、業績が上がっていくのか、尻つぼみになっていくのか、机上の空論では無く理屈抜きで感じ取ることができるのです。
私自身もそうでしたが、絶好調の時期が遠のき何となく雲行きが悪くなって来たときに、稼ぎ頭の社員が退職したことがきっかけとなり、様々な火の粉が飛んで来る出来事に見舞われました。
その時に感じていたことは倒産するかも知れないということ。
そして、このままでは不味いという思いから不思議と対策を行なうようになっていったのです。
当時は借金問題に対する知識どころか事業再生なる言葉すらも知らず、ただ日増しに大きく膨らんで来る不安を消すために出来うる限りの対策を取っておこうという程度でした。
そのような行動をしならが5年が経過したのですが、やはり当時に感じていた事業継続が困難な
状況となり、
本格的に債務問題と事業再生に取組まなければならない状態となりました。
5年前に感じていた時から、事業再生への決断に至るまでに多額の借金が増えてしまいましたが、
その借金が増えていくと共に対策も着々と進めていましたので、大きな痛手を被ることもなく現在に至っています。
ですが、私の場合はかなり長い年月を苦しんでいましたので、夜も眠れない日々が長く続いて辛かったです。
今を振り返れば、もっと早く行動を起こせば良かったと思いますが、当時、今日こそは、今日こそはと毎日毎晩思いながらも躊躇する自分が居て行動に踏み切れませんでした。
インターネットで調べ、書籍を買い漁り、顧問税理士などにも嫌がられるほど相談をしましたが、これといって何ら解決できる情報も得られずにいました。
そしてやっと捜し当てたのは、数多くの書籍を出版していたり、テレビ出演をしたりしていた
某有名コンサルタントです。
ホームページにもテレビ出演や書籍のことが記載されていましたので、安心できると思って面談
しました。
そしてコンサルを依頼した後、
2度ほど会った後は金にならない客だと思われたらしく、一切連絡が途絶えてしまったのです。
電話を何度掛けても出ない。
折り返しの電話も無い。
メールを入れても返信が無い。
この時には前にも進めない、後ろにも戻れないという絶望的な状況に追い込まれ精神的にも非常
に苦しみました。
これは危機的状況に陥っている人を更なる窮地に追い込むだけ追い込んで、泣きが入ったところで、法外なコンサル費用を要求するというやり方でした。
このような経験を経て、正真正銘の事業再生コンサルタントの出会うことが出来たのです。
その方が、現在、私の大先生であり師匠です。
話はそれてしまいましたが、多くの経営者は皆さんが悩まれています。
そして窮地に追い込まれている方は眠れない日々を過ごされているはずです。
毎日、毎日、悩まれても解決できる術が見つからないはずです。
でも、それは貴方だけではありません。
何故ならば債務問題対策と事業再生は知り得るはずがないのですから。
これを知り決断をするには本当に勇気が必要なのです。
皆さん頭の中では何とかしなければと分かっていても、見たことも無い聞いたことも無い未知なるものなので、
先行きどうなってしまうのかという、デッカイ不安を払拭できないのですから飛び込みたくても
飛び込めないということ。
これが決断を遅らせている原因なのですよね。
それは私自身が自ら経験しているので良く分かります。
ですが時間と借金返済期日は待ってくれませんので、何れどこかのタイミングで決断せざるを
得なくなります。
それであれば取り合えず事前に相談をしてみてはいかがですか。
決断するのは貴方の不安が払拭できてからでも良いでは無いですか。
先ず一歩踏み出して知ることから始めてください。
必ず相談してみて良かったと思えるはずです。
私たちは、全面的に経営者の力になります。
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