資金繰りブログ

決め付けない方がいい・常識と非常識

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業績が思わしくないので借入金の返済ができなくなってしまっている。

 

融資をしている金融機関からは、今後、いつ返済をしてくれるのかと聞かれる。

 

多くの経営者は、取引先や社員への支払いを優先したいので、どうしても金融機関への返済まで資金が回らなくなってしまうのも必然の流れなのでしょう。

 

金融機関の担当者からは、契約と違うので直ぐに返済をするよう強く要求されることは予想できることです。

 

借りたものは返すのが当然で常識でしょうと言う言葉は、金融機関がよく使う言葉のようです。

 


確かに借りたものを返すことが当然というのは誰しも理解承知していることですし、
それを否定される人はいないのではないでしょうか。

 

しかし、理屈は理解していても現状はどうすることもできない状態なのですから、そこは理解してもらうほかありません。

 

ですが金融機関としては、融資した資金を全額回収することは至上命令が出るのですから、無理だからと言われて、はいそうですかとは行かないのが現実です。

 

時には義理人情的な話となることがあるようですが、金融機関においてはあくまでも商売として融資をしていますので、義理人情で融資は行うことはできません。

 

この言葉と意味が当てはまるものは、困っているからと金利も取らず、与信もせず、
期限も決めず、

 

大変だねと言って親切心で貸してくれたお金に対してのみ、言える言葉なのではないでしょうか。

 

即ち、身内や知人、友人などが貸してくれたお金です。

 

このお金は道徳的なお金なので、如何なることがあっても踏み倒すようなことをしてはいけません。

 

時間がかかっても必ずお返ししましょう。

 


しかし、金融機関から調達したお金については商売上の融資という商品を購入したことと同じです。

 

商取引とは、これは儲かるだろうと踏んでその取引を行なう訳なので、儲かることもあれば損をすることもあるのです。

 

そのようなことから、今後の返済等については金融機関との交渉をされるというのも
手段の一つではないでしょうか。

 

金融機関の担当者としては、少しでも早く、そして多くの返済を求めてくるでしょう。

 

ですが、債権債務の十分な知識と強い意志をもって交渉に臨めば、金融機関に振り回されずに対応できる可能性は高まります。

 

先ずは、世の中の常識と非常識を固定観念で決めつけず、頭を柔軟にして取り組みされてみてはいかがでしょうか。

 

私たちは、全面的に経営者の力になります。

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