社会生活を行なっていく中で、通常、これが常識でしょう。という人がいます。
この常識と決め付けていることは誰が決めたのでしょうか。
先日、うなぎを買ったのですが、目の前でうなぎを捌いて白焼きにしてもらいました。
関東での捌き方と食べ方は、背開きにして軽く焼いた後に蒸します。
関西での捌き方と食べ方は、腹開きにして本焼きをし蒸すことはしません。
単純にうなぎを調理するだけでもこのように違のです。
では、関西で開業している、うなぎ屋さんでは蒸したらダメなのでしょうか。
そんなことはないですよね。
先日、大阪へ出張したときに駅のエスカレーターに乗ったら、皆さんは右側半分縦一列に乗り込み、左側半分は、急いでいる人達が足早に駆け上って行きました。
これは東京では左右間逆になります。
これも常識なのでしょうか。
いいえ、違います。
このようなことは常識ではなく、ただ単なる慣習というのです。
たまに高齢の方が駆け上がる側に乗っていると、反対側に寄って乗るのが常識だなどと注意して
いる人がいるのですが、
そもそも非常識なのは、貴方の方だということになりますよね。
エスカレーターのマニュアルに記載されている乗り方は、エレベーターに乗ったら手すりに掴まり、そのまま歩いたりせず、
横を覗き込んだり、後ろを向いたりせず、しっかり体を安定させて乗るように記載されています。
即ち、世の中の常識と思われていることが、実は非常識な行動であったり、勝手な思い込みや決め付けであったりするのです。
経営が困難な状況となり借入金の返済ができなくなってしまったときに、金融機関の担当者が借りたのもは必ず返すのが当然で常識でしょうと言われたと聞きます。
もちろん、借りたお金は返すことが当然なことです。
ただ、屁理屈を言うつもりはまったくありませんが、借りたものは必ず返すなどということは、
そもそも契約書には書いていないのです。
また、世の中のあらゆる契約には、必ずとか絶対などというものは存在しません。
逆に言えば、絶対や必ずということがすべて守られるのであれば、契約書など必要がない訳で、日々、多くの契約が守られないからこそ契約書があるのではないでしょうか。
そのようなことから、世の中の多くの契約書には契約が守られなかった場合についてのことが
記載されているので、
万一、契約不履行となるのであれば、その守られなかった場合について記載されていることを
行なえばよいということになります。
そのようなことから経営者の皆様も、自分自身の勝手な思い込みと決め付けを一旦リセットし、
契約書の通りに物事を進めて行かれることも考え方の一つかも知れません。
世の中の常識と決め付けられている思い込みや間違いを見極めてみる、良い機会を得られる
チャンスということでもあります。
私たちは、全面的に経営者の力になります。
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