資金繰りブログ

動産担保融資(ABL)の落とし穴

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最近は、動産担保融資が着目されています。

 

損害保険会社は、金融機関が動産担保融資ABLを行なった場合で、万一回収できない場合の
損失を補償する商品を開発している。

 

原則として、すべての動産を補償対象としています。

 

これにより利点とされることは、不動産を担保として取られていたものが、動産を担保として
借り入れができるようになったことです。

 

よって、経営者の自宅を担保に差し入れて、万一の時には競売に掛けられるという恐れは多少回避されることになります。

 

動産担保として一般的な物は、トラックやバス、営業車などの車両やクレーン、ブルトーザーなどの建設機器、工作機器や売掛金、受取手形、商品、原材料等です。

 

ここで気を付けなければならないことは、基本的にどの動産も企業に取って必要不可欠なもの
ばかりなので、

 

万一、債務不履行となってしまった場合には、即、営業活動ができなくなってしまう可能性が
高いことから、利用する場合は担保物件に留意しなければならないということです。

 

このようなことから、ABL融資の使い方を間違えると、即、倒産に追い込まれることに
なります。

 

よって、入金の予定が明確になっており、短期的な資金として借入するのであれば良いのですが、

 

経営が困難な状態の中、資金繰りが厳しいからという理由で借り入れをすれば、営業活動に
必要なものを失い、

 

営業活動ができなくなるというリスクを伴います。

 

このような目先簡単に資金調達ができる借り入れに頼らず、借りない経営を目指されてみるのも
考え方の一つかも知れません。

 

私たちは、全面的に経営者の力になります。

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