サービサーからの執拗な連絡や請求に頭を悩ませれている方が多くおられます。
サービサーとは、金融機関などの原債権者から債権を買い取り、債務者から借金の取立てを行なって利益を得ている債権回収会社のことを言います。
国から許認可を受けて営業活動をしている企業なのですが、借入金の返済ができなくなった企業や人から債権を回収することで営利を得ている会社です。
国としては、金融機関が税法上や株主等の問題で、債権放棄できないという理由からサービサー法をつくり、債務処理が行い易くなるようにしました。
ここまでは非常に良い傾向にあると理解できるのですが、問題はそのサービサーにあるのではないでしょうか。
それは、金融機関からバルクセールの激安価格で買い取った債券を、債権額の満額で回収しよう
とすること。
例えば、１億円の債権を債権額の数％の金額で買っておきながら、債務者には１億円返せと請求するのです。
これって、いくら国の許認可を得ているからといってもどうかと思うのです。
これでは債務者としては、単に債権者が変わったということだけで何も変わらないことになります。
もちろん、サービサーも企業なのですから利益を追求することは当然なので理解する部分もありますが、債権放棄できない問題を解消するためのサービサー法な訳なので、
もっと現実的かつ本来の目的に沿った形になるような請求をするべきだと思うのです。
私たちは、全面的に経営者の力になります。
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