資金繰りブログ

会社経営とサラ金の関係

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会社の経営をしている経営者の多くは、銀行や信用金庫などから資金の借り入れをしている
ことと思います。

 

トヨタ自動車などのような優良企業は無借金経営をしているようですが、中小零細企業は
同じようにはいきません。

 

日々、金融機関との良い関係を維持していくことに大変気遣いをされている経営者の方も
おられます。

 

毎年営業利益を出して健全経営をしている企業は問題ないのですが、決算が赤字であったり、
債務超過などの場合においては追加融資が受けづらくなってきます。

 

資金繰りが苦しくなってくると、一般的には融資の申込みをするのですが、万一、追加融資を断られた場合は困ることになります。

 

従業員の給与支払い、仕入代金の支払い、借入金の返済、他、あれこれと支払いしなければ
ならない資金確保をどうするか。

 

ここで経営者の方は考えます。

 

先ず頭に過ぎることは、自己資金があれば会社に貸し付ける。

 

また、自己資金が無ければ積立保険から借り入れをする。

 

それから、銀行カードローンやキャッシングを利用するかということで、一時的に凌ごうと
借り入れをされるのです。

 

ここで危機的状況に陥らせてしまう行動は、銀行や信用金庫からの通常借り入れではなく、
銀行カードローンやキャッシングで借り入れをすることなのです。

 

金融機関からの目線では、非常に資金繰りが厳しくなっているのだろうと思われて、警戒される
ようになることが少なくありません。

 

この時点で通常の追加融資は、十中八九、出なくなるでしょう。

 

そうなってくると、次の資金繰りはサラ金から一時的に借り入れしようという風に考えて
資金調達するようになります。

 

この時点でアウト。

 

今後は余ほど業績が改善しない限り、銀行や信用金庫からの借り入れはできません。

 

このように、資金調達しなければ支払いができない状況になると、どんどん審査が緩いところ
から借り入れをするようになり、
ますます正常な資金調達ができなくなって行きます。

 

こうなってくると、必要とする資金を集めることに躍起になり、高額な金利での借り入れも
平気で行なうようになることが多いです。

 

そして破綻への道へまっしぐら。

 

経営者の方も、内心は、まずい、まずいと思いながらも、目先の支払いや借金返済を怠るわけ
にはいかないと、

 

一生懸命資金調達に走るのです。

 

ここで経営者の方には気が付いていただきたいのですが、この状態になってしまうと余程大きく
儲かる仕事の受注があるか、

 

宝くじでも当たらない限り、経営改善は厳しいということです。

 

よって、自ら自分を追い込むようなことをせず、早い時点で事業再生への道に軌道修正された方
が良いと思われませんか。

 

決断が早ければ早いほど傷を浅く済ませることが可能なので、決断する勇気を持たれてみては
いかがでしょうか。

 

  私たちは、全面的に経営者の力になります。

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