資金繰りブログ

収支バランスの改善が急務

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収支バランスの改善が急務

バブルが崩壊してから、リーマンショックなど様々な景気悪化につながる困難なことがありましたが、その影響は一時的なものであり、景気回復の兆しが少しずつ見えてきたのですが、今回のコロナによる景気悪化については、まったく予想することができません。

如何せん敵である相手が見えず、かつ、感染してしまえば最悪の場合、死に至る可能性も否定できないことから、人々の心理は今までのような行動はできないということだと思います。

しかし、どのような環境にあっても事業を継続していかなければならないので、何らかの対策と対応が必要です。

希望を言えば、直ぐにでもコロナウイルスの予防ワクチンが出来て、感染リスクが低減されれば良いのですが、現状、そのようなことを言っていても売上利益が増える訳ではないので、この状態が続くという前提で対策を取っておくことが大切だと言えます。

恐らく、多くの中小零細企業では、コロナ問題前の状態まで売上利益が回復している企業は少ないと思いますので、売上利益を増やしていくことができるような活路を見出いすことをしなければならないでしょう。

また、売上利益を増やすことだけでなく、今、大切なことは無駄を省き損をしないようにすることです。

例えば、返品できないような資材を間違えて注文してしまったり、売れ残るほどの大量な食材を仕入れて廃棄しなければならないとか、従業員2人でできる仕事を3人で行わせていたりなど、知らず知らずのうちに無駄や損をしていることがありますので、そこは社長自ら徹底的にチェックするべきかも知れません。

今は耐える時ですが、売上利益が増やせないのであるならば、無駄や損をしているものがないかを確認し、取り組みすることが資金繰りを良くすることにつながります。

今は緊急融資を受けて資金繰りが安定していても、毎月赤字が続けば何れ資金が尽き果ててしまいますので、そうならないようにするためには、日々の対策と行動が大切です。


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