資金繰りブログ

高額な資料作成費用

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経営コンサルタントやコーチングの専門家と事業再生コンサルタントとは大きな違いがあります。

 

多くの経営コンサルタントは、危機的状況にある企業に対して資金調達をする方法を指導したり、
リスケを教示することが大半です。

 

ここで一つ疑問に感じることがあるのですが、経営破綻寸前で相談に行っているにも関わらず、
何故、資金調達をすることで躍起になるのかということ。

 

それは、資金調達をするための事業計画書や経営改善計画書の作成を目的としていることが
多いからのようです。

 

私の知っている限りでは、リスケを勧めたことによる金融機関への申込み用として、中小企業診断士や経営コンサルタントが事業計画書の作成を有料で行い、作成費用は35万円というものです。

 

経営者はその資料を銀行へ提出してリスケを行いました。

 

その作成した資料は、社会全体の景気が上向いていないことが経営を圧迫しているとの内容が書かれており、今後、5年間に於いて売上が徐々に向上していくように計算された事業計画書でした。

 

この程度の資料であれば、多くの経営者なら一日も掛からずに作成できるでしょう。

 

これで35万円も請求するのです。

 

また、中小企業支援協議会などに相談されると、デューデリジェンスなどと言って、
経営改善計画書の作成を要求されます。

 

しかも、支援協議会が指定した専門家が作成しなければならず、その費用は200万円とも
300万円とも言われます。

 

そして、その費用を掛けたからと言って債務が免除されることもなく、良くて返済期間が
延長される程度に尽きるのです。

 

これでは何のために多額な費用を掛けて取組みしているのか分かりません。

 

そのようなことから相談される経営者の方も、しっかりと知識を得て対応されることが必要です。

 

また、金融機関などからも資料を提出して欲しい旨を要求されることがありますが、
他力本願にならず自分自身で作成をするべきと思います。

 

自社のホームページを作成した経験があるかと思いますが、その下書きは経営者が殆ど
行なっているのではないでしょうか。

 

即ち、あらゆるすべてを分かっているのは自分自身が一番なのです。

 

よって、極力自分で分析してみることが一番正確な答えを出すことができます。

 

現状を限りなく正確に判断できるのは自分自身なので、資料作成を専門家に依頼すれば
安心というのではなく、

 

現実を直視して今後の対策を考えて行く方が良いのです。

 

無駄と言っても過言でない資料作成費用に資金を使うのでは無く、事業再生するための
費用として生きた資金を使うことが大事です。

 

事業再生をするには時間との戦いでもあります。

 

無駄な時間や労力と費用を掛けて、結果が破綻や自己破産などという結末では
話になりませんので、
しっかり見極めていきましょう。

 

私たちは、全面的に経営者の力になります。

【永遠のテーマ】

『ピンチを預かり チャンスにして返す

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