倒産の原因
毎日、信用調査会社などが倒産情報を発表していますが、非常に多くの企業が倒産をしているようです。
倒産に結び付く起因となることは、売上の急激な減少であったり過剰な設備投資であったり、売掛金が回収不能となるなど、様々な起因や要因があることと思います。
しかし、本来、これらのような起因や要因があったとしても、経営者がしかりとした対応と対策をとっていれば倒産には至らないのですが、倒産してしまう企業の大半は経営者の放漫経営が一番多くの原因となっているようです。
放漫経営というと、イメージでは杜撰でいい加減な経営という感じに捉えられるのですが、中小零細企業の経営者の多くは必至で頑張られている方がほとんどです。
但し、本業においては我武者羅に頑張られている経営者も、経営危機に陥ってしまった後の対策と対応には何もせず、見て見ぬ振りをして現状に執着し、いつまでも経営改善に取り組みすることもなく先延ばしにされている事業者は少なくありません。
その放漫な環境が様々なところへ影響を及ぼすこととなり、結果として経営者の考え方と行動が原因で倒産に至るのです。
他にも、倒産に至る原因はいろいろありますが、そのどれをとっても倒産を回避することが不可能ではないことばかりなので、やはり経営者の考え方と行動がすべてを左右すると言っても過言でないかも知れません。
倒産させないためには、いつ、何をしなければならないのかを知ることが大事なこと。
そのうち、何とかなるだろうなどという悠長なことを言っていれば、既に手の打ちようがないという状況になる可能性が高くなるので、もし危機的状況に陥っているとするならば、早い対応が生き延びることに繋がります。
実際に行動に移せるかに懸かっています。
経営者自身の変革ができたとき、環境も大きく進展したことが見えてくると思います。