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川下デフレで苦しむ中小零細企業

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川下デフレで苦しむ中小零細企業

 

今、世間では、日本経済は景気が良いというイメージがあります。

 

それは、新聞やテレビ等などで好景気が続いていると伝えているからでしょう。

 

ですが、実際のところはどうでしょうか。

 

昨日の日経新聞に書かれていたことは、川下デフレということ。

 

この記事を読まれた方も多くおられることと思いますが、

 

この内容は、日常の消費においてスーパーで扱う食品や日用品の50%以上の品目で前年同期の販売価格を下回ったということ。

 

ふむ ふむ ・・・・・

 

メーカーは物流費や人件費の上昇を受けて値上げをしているにも関わらず、それを仕入れて店頭販売しているスーパーは逆に値上げ前よりも安い値段で販売しているのです。

 

これが、川下デフレということのようです。

 

これって、値上げされた商品を仕入れた小売業者が、その上昇した費用を販売価格に転嫁できないどころか、

 

更に価格を下げて販売しているので、そのすべては自社で負担していることになるのです。

 

では、なぜ、スーパーや小売店は販売価格に転嫁しないのでしょうか。

 

その理由は、小売りの競争激化です。

 

今の時代、ネット通販との競争もあり、店頭価格の引き上げに動き難いのです。

 

この川下デフレというものは、

 

実は、小売業界だけに限らず、あらゆる業界で起っています。

 

これって、実際に景気が良いと実感できているのは大企業だけなのです。

 

儲かっているのは大企業だけ。

 

大企業が儲かれば、儲かるほど、中小零細企業が苦しくなっていく。

 

これが現在の状況なのです。

 

日々、さまざまな業種の中小零細企業経営者の面談をしていますが、この業界は勢いがあるというものを感じることがないので、

 

中小零細企業の足元は、厳しい環境下にあることは間違いないのではないかと思います。

 

そのような状況において、大手企業からの下請けで苦しめられていたり、販売価格や取引価格で利益を確保でき難いところに重ねて、

 

度重なる借り入れが大きな負担となられている企業もたくさんあることだと思います。

 

もし、今、貴方の会社が、この二重の負担となられている中小零細企業であるならば、

 

即、この重く圧し掛かる多額の借金債務から開放される行動を起こさなければ、そう遠くない将来、破綻・倒産・破産して終わりを迎えるかも知れません。

 

これからの時代、熾烈な弱肉強食争いをしなければなりません。

 

それに勝つためには、身動きがとれないような重く圧し掛かる借金と債務を軽くすることは必須です。

 

これが最重要課題として、取り組みをするべきことです。

 

そのうち、そのうち、と、ズルズル先延ばしにしている人は、後で後悔することは必至。

 

転ばぬ先の杖 が 大事ですね。

 

私たちは、全面的に経営者の力になります。

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