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経営者は判断力と決断力が大事

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経営者は判断力と決断力が大事

中小零細企業においては、大企業と違い資金的に体力がありませんので、経営者は常に判断を誤らないようにしなければなりません。

会社を経営していくということは、常に利益を生み出して行かなければなりませんので、舵取りを誤ってしまうと途端に資金繰りが困難な状況となってしまいますので手持ち資金は十分確保しておく必要があります。

コロナ過においては、なかなか事業計画通りに事が運ぶことは厳しい状況だと思いますが、それでも利益を生み出していかなければなりません。

会社の経営でも事業再生でも、一番よくないことは現状や先行きの見通しなどを経営者の主観で判断してしまうことです。

例えば、コロナの影響が無くなれば売上が回復するだろうとか、緊急融資で借入した資金で1年間は資金が使えるので、そのうちに景気が回復するだろうなどという何の根拠もない社長の個人的な主観などです。

特に経営が危機的な状況で、経営者個人が主観的に物事を判断してしまうと、危機を打開することができたのに手遅れとなり窮地に陥ってしまうことが少なくありません。

ビシネスで大事なことは、物事に対して客観的に見るということです。主観のフィルターを外した状態で見ることにより、勝手なイメージや想像、価値観、欲求、執着、感情、期待などが取り払われるからです。

しかし、中小零細企業の経営者には、今まで経験してきたことによる五感などによって得られる知識で対応をしている方が珍しくありません。

やはり大事なことは、ビジネスであれ事業再生であれ、何らかの成果と結果を出すには客観的目線で物事を判断することが必要不可欠だといえます。

但し、経営者の人生を守るということに対しては、物事すべてを客観的に捉えると精神的に追い込まれてしまうことが多々ありますので、、主観的に捉えることも大事なことになります。

また、経営危機打開に対しては、経営者の決断力も非常に重要な一つといえます。

解決み向けた進むべき道へ躊躇して進むことができず、結果としてすべてを失ってしまわれる経営者も少なくありませんので、やると決めたら強い意志を持って取り組みされるべきかと思います。

今までの経験においては、決断が速い経営者ほど早く良い結果で経営危機を乗り越えられていますので、決断力の違いで結果が変わるといっても過言ではないのではないでしょうか。


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