久しぶりのブログ投稿です。
決して手抜きをしていた訳ではないのですが、新型コロナウイルスの影響により、様々な政策で資金繰りを確保できている事業者が多くなっていたため、実務に専念しておりました。
今日の報道によれば、いよいよ４都府県に緊急事態宣言が出されるとのことです。もう、いい加減ウンザリしている方が殆どだと思いますが、巷では中途半端な対応策しか施していないため一向に終息する気配が見えないという不平不満の声を多く聞きます。
この環境においては、絶好のチャンスと捉えておられる経営者の方もいれば、先が見えない状況で業績が悪化して大きく落ち込んでしまわれている事業者の方もおられます。
また、多くの中小零細企業においては、長年に渡り行われてきた事業展開の仕方やビジネスモデルは崩壊してしまっていると言っても過言でないほど危機的状況に陥っていると言わざるを得ません。
ですが、これは現実であり、不平不満を言ったりぼやいたりしていても仕方がないのです。ここは現実を冷静に直視して受け入れ、変化した環境に対応することができるよう対策を施して乗り切ることが大事なのではないでしょうか。
しかし、業績悪化が止まらず手持ち資金が先細りとなっている事業者の方は、何が何でも生き残る術を考えなければなりません。
多くのコンサルタントは資金調達を勧めますが、返済の原資を確保することが出来ない企業が更なる借り入れをしても、時間の経過と共に調達した資金を食い潰してしまうことになり、資金が枯渇した時が年貢の納め時、事業継続の諦め時ということになってしまう可能性が高いので、もし、そのような状況に陥りそうな事業者の方は思考を変えた行動を取って行く必要があると言えます。
転ばぬ先の杖、早め早めの対策が経営改善するためには大事ことなのです。
